最近、話題になっている「海外FX」についてですが
などを知りたいという方はいませんか?
「海外FX」は国内FXと違い、数百倍というハイレバレッジ取引が可能で、少額でハイリターンを狙えるという夢のような取引ツールです。
また、取引銘柄も多く、トレードスタイルも自由に選べるということも、国内FXとは大きく違います。
そんな、いいことずくめのように見える「海外FX」ですが、実はメリットだけでなく、多くのデメリットが存在するのです。
この記事では、「海外FX」をはじめる前に必ず知っておきたい「リスク」や「デメリット」について詳しく解説していきます。
この記事を読んであなたも、海外FXをやるべきかどうか?を判断しましょう!
- 少額でも数百倍のハイレバレッジ取引ができる!
- 実は金融庁の認可がおりていない取引である!
- 税率は国内FXより高く確定申告が煩雑
- スプレッドがかなり広く扱いにくい!
- 英語が出来なくても利用できるが日本語サポートがあるか確認が必要!
海外FXとは?
海外FXとは、外国に本社を持つ海外FX業者でFXトレードをすることです。
日本のFX取引きと大きく違うことは、大きなレバレッジを使い少額でも大きな取引ができることです。
日本でのFXのレバレッジが最大25倍に比べ、海外FXであれば400倍以上で取引することも可能です。
また、取引銘柄も多く、MT4・MT5を使った自動売買にも対応しているなど、国内FXにはない魅力があります。
ただ、逆にスプレッドが広いことや入出金に手間がかかるなどのデメリットもあり、国内のFX業者のように至れり尽くせりのサービスを受ける事は困難です。
海外FXをするかどうか?はこのような状況を踏まえ、じっくりと考えてみる必要があります。
その場合は「国内FX業者」という扱いになり、通常の「FXトレード」という基本サービスに違いがないため、日本人投資家であっても、国内FXと同じように海外FXを始めることが可能です。
海外FXのメリット
最近では、その多くのメリットから海外FXをする人も増えてきています。
海外FXの主要なメリットは次の3つです。
- 少額でハイレバレッジ取引ができる
- 取引銘柄・トレードスタイルが多様
- MT4・MT5で自動売買ができる
ここでは、海外FXの3つのメリットについて詳しくみていきましょう。
少額でハイレバレッジ取引ができる
海外FXをする魅力はなんといっても、国内FXとは比べものにならないレバレッジの高さです。
国内FXでは法律で25倍までのレバレッジなのに対し、海外FXではなんと400倍以上のハイレバレッジで取引することも可能になります。
つまり、少額でも大きな取引ができるため、よりハイリターンを期待できます。
少額でハイレバレッジ取引ができるということこそが、海外FXの最大の魅力です。
取扱銘柄・トレードスタイルが多様
海外FXでは、取扱銘柄が非常に豊富です。
通貨ペアの他に、株式、商品、株価指数、仮想通貨など、100種類以上のCDF銘柄を扱っている場合が多いです。
国内FX業者のように、株式口座、仮想通貨口座をわざわざ別に持たなくても、各銘柄の価格をひとつのトレードツールからすぐに注文することが可能です。
また、トレードスタイルが多様なのも海外FXの魅力のひとつです。
海外FXで最も人気の高いスキャルピング(数秒から数分の間に決済を完了させるトレード)の他にも、デイトレード、スイングトレードなどを選ぶことができます。
MT4・MT5で自動売買ができる
海外FXでは取引ツールが共通しているので非常に便利です。
国内FXでは、業者ごとに取引ツールが異なったり旧式ツールだったりとその形式がバラバラですが、海外ではMT4・MT5という世界最先端の取引ツールに統一されています。
MT4・MT5は自動売買にも対応しており、世界最先端で性能も高い取引ツールで優位に取引を行なえることも、海外FXを使うメリットになるでしょう。
海外FXのデメリット
多くのメリットがある海外FXですが、実はメリットだけではありません。
例えば、確定申告の際に国内FXで認められている、「繰越控除」や「損益通算」などは海外FXでは出来ず、国内よりもはるかに高い税率を課されることになります。
この様に、良い事ばかりではありません。
海外FXのデメリットは次の5つです。
- 金融庁の認可が降りていない
- 日本語に対応していない場合がある
- 入出金に手間がかかる
- 確定申告が煩雑
- スプレッドがかなり広い
それでは、ひとつずつ詳しくみていきましょう。
金融庁の認可が降りていない
海外FXをはじめるに当たり注意しておきたいのが、多くの海外FX業者は日本の金融庁の認可を受けていないということです。
金融庁の認可を取得するには、レバレッジ制限など制約の多い日本の金融商品取引法に基づいた運営が必要になりますが、海外FX業者は自由な取引を優先する傾向にあり、そのため、日本の金融庁の認可を取得しない場合が多いです。
但し、ブローカレッジ業務を行うためには金融ライセンスは必要となるため、海外FX業者は任意の国の金融ライセンスを取得しています。
金融ライセンスは、発行する国により審査基準や難易度が異なるため、規制が厳しい国のライセンスを保有している場合は、しっかりした運営が行われていることが期待できます。
海外FX業者を選ぶ際にこの点に着目することで、信頼できる業者かどうかの判断をする材料になるでしょう。
日本語に対応していない場合がある
海外FXで取引するにあたって、日本語をサポートをしているかどうか?も重要なポイントです。
いざ、取引を始めるにあたって、多くの疑問点などを日本語で問い合わせることも多いと思います。
結論からいうと、海外のFX業者はあまり日本語サポートに力を入れている業者が多くないというのが実情です。
ただ、なかには日本人スタッフも常駐して、24時間ライブチャットやメールでのサポートを受け付けている日本語サポートが充実している業者もあります。
海外FXを始めるにあたっては、自分の英語力との兼ね合いにはなりますが、なるべく日本語サポート体制が充実した業者を選んでおくと安心でしょう。
入出金に手間がかかる
海外FXではカード出金や銀行送金のスピードが遅いというのは常識になっています。
カード入金やNetellerでは、国内FX業者のクイック入金と同等の早さになっていますが、カード出金と銀行振り込みは残念ながら確実に時間がかかります。
これは、日本のFX業者のスピーディーな入出金に慣れていると、とてもストレスを感じてしまうでしょう。
その理由は、海外の場合、入出金の社内処理を手作業でやっているケースが多いためです。
これは、ファイナンス部門とコンプライアンス部門が、日々受け取る入出金リクエストを精査してからはじめてOKが出るため入出金処理に時間がかかるのです。
また、当然のことながら海外FXの顧客資金受付口座は海外の金融機関になります。
そのため、銀行送金を利用した入出金は国際送金で行うことになり、これも時間がかかる一因となっています。
この様に、海外FXでは迅速な入出金は期待できないことをあらかじめ知っておいた方が良いでしょう。
確定申告が煩雑
海外FXの場合は日本での納税義務はないのでは?と思っている方もいるかもしれませんが、海外FXで得た利益も日本での課税対象になるため、確定申告が必要になります。
海外FXと国内FXでは、税率や各種控除制度が異なります。
例えば、国内FXで得た利益は「申告分離課税」が適用されますが、海外FXは、給与と同じ総合分離課税の適用となるため、FXで稼ぎすぎると給与の税金もそれに沿って高くなってしまいます。
また、日本では控除制度として損失を3年間「繰越控除」ができたり、他の金融商品と「損益通算」できますが、海外FXではどちらの制度もありません。
ただ、国内FXとの「損益通算」はできませんが、海外FX同士での「損益通算」は可能です。
この様に、海外FXの場合は確定申告が通常大きく違うため処理が複雑になってしまうことがデメリットになります。
また、税務署によって微妙に扱いが異なる場合もあるため確定申告の際は、管轄の税務署に相談の上、手続きをするようにしましょう。
スプレッドがかなり広い
国内FXのスプレッドの狭さに慣れている投資家だと、海外FXのスプレッドの広さに戸惑うこともあるでしょう。
海外FXはスプレッドがかなり広いのが特徴です。
中には狭めのスプレッドを提供している業者もありますが、それでも国内FXに比べれば明らかにスプレッドは広めです。
では、なぜ海外FXではスプレッドが広いのでしょうか?
理由は、NDD方式と呼ばれる取引方式を採用しているからです。
NDD方式だと、FX業者は自由にスプレッドをコントロールできません。
国内FXの場合はDD方式であるため、FX業者が自由にスプレッドを設定できるためスプレッドが狭いのです。
このNDD方式の場合は次の2つの特徴があります。
- スプレッドが変動する
- 手数料が上乗せされている
スプレッドが変動する
NDD方式の海外FXでは、インターバンク市場での実際の為替レートがリアルに反映されるため、スプレッドが常に変動します。
手数料が上乗せされている
為替レートの変動に合わせて海外FXはスプレッドは広めで変動するのが特徴ですが、加えて手数料が一定の比率で上乗せされてしまいます。
そのため、さらにスプレッドが広がりやすくなります。
海外FXではほとんどがこのNDD方式を採用していて、世界中の金融機関と為替取引をしています。
このため、海外FX業者は顧客の注文にはノータッチでサーバーを提供しているだけのため、透明性の高い取引が可能になります。
海外FXと国内FXどちらがいい?
ここまで海外FXのメリットとデメリットを見てきました。
では、海外FXと国内FXどちらをした方が良いのか?迷われる方も多いと思います。
以前は国内FX業者を使うのが当たり前でしたが、2011年の個人口座のレバレッジ最大25倍へ引き下げがあって以降、高いレバレッジを求めて海外FXに移る方も多くいます。
海外FXでは国内FXのような「追証(おいしょう)」も無く、ゼロカットを完備しているため、口座残高以上の損失が無いことや、取扱銘柄も多く、トレードスタイルも多様で、最先端のMT4・MT5を使えることもあり、その内容はトレーダーにとって大変魅力的です。
一方、入出金に手間がかかることや税金の高さなどのデメリットもあるため、海外FXがすべて良いとは言い切れない部分もあります。
そこで、海外FXと国内FXのそれぞれの特徴を、「レバレッジ」「スプレッド」「取引の透明性」「追証とゼロカット」「取引ツール」「銘柄数」「入出金のしやすさ」「税金」の8つの項目で比較してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
項目 | 国内FX | 海外FX |
---|---|---|
レバレッジ | ☓ 低い | ◎ 高い |
スプレッド | ◎ 狭い | △ やや広い |
取引の透明性 | △ 不透明な部分が多い | ◎ 透明性が高い |
追証とゼロカット | ☓ 追証があるので借金を背負うリスク有り | ◎ ゼロカットありの業者なら、口座残高以上の損失は無し |
取引ツール | △ 業者ごとに異なる独自プラットフォーム | ◎ 世界的で最も使われている「MetaTrader」対応 |
銘柄数 | △ 少ない | ◎ 業者によっては貴金属や株式指数、個別株、仮想通貨まで取引可能 |
入出金のしやすさ | ◎ ネット銀行から24時間いつでも振り込める「クイック入金」など | △ 入出金はやや面倒 |
税金 | ◎ 一律20.315%の申告分離課税 | ☓ 15%~55%の累進課税 |
この中で一番気になるのが、入出金のしやすさや税金の部分です。
国内FXではほぼクイック入金が標準となっているため、スピーディーで快適な取引ができます。
海外FXでは入出金に手間がかかり、スピードも遅いため国内の入出金に慣れた方はかなりのストレスを感じるでしょう。
また、税率の高さも海外FXの最大のデメリットで、稼げば稼ぐほど税率も上がり、国内FXでは使える「繰越控除」や「損益通算」も使えないため、この点でも国内FXが非常に有利だということが言えるでしょう。
おすすめの国内FX会社
ここまで見てきた通り、海外FXには多くのメリットがありますが、逆にデメリットも多いことが分かりました。
最近では国内FXでも、取引銘柄が増えていたり、より使い易い取引ツールが開発されたりしており、必ずしも海外FXをする必要もなくなりつつあります。
ここでは、そんな国内FXでも人気のおすすめFX会社を紹介します。
- GMOクリック証券
- 外為どっとコム
- DMM FX
では、それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。
GMOクリック証券
GMOクリック証券の3つの魅力
①自社開発の取引ツールが優秀
取引ツール「はっちゅう君」では1クリックで注文でき、チャート上から新規注文・決済が行えるのが便利
②日経225やCFD商品を取り扱っている
国内FX会社では珍しく日経225や米国株、貴金属など豊富な銘柄の取引きが可能。
③スプレッドが安定している
固定性のスプレッドは広がりにくく、狭いスプレッド幅で取引が可能、時間帯や指標を気にすることがない
GMOクリック証券の特徴
FX取引高世界第1位を記録しているGMOクリック証券は圧倒的な安心感と信頼感があります。(※ファイナンス・マグネイト社調べ|2020年1月~2020年12月)
GMOクリック証券で提供している取引ツールが非常に使い易く多くのファンがいます。
チャート分析と発注を同時に行える「はっちゅう君」はGMOの伝統的なツールになります。
また、基本的なスプレッド、スワップ、約定力などの総合力が高いのも魅力のひとつです。
スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) |
---|---|
0.5銭(ユーロ/円) | |
1.0銭(ポンド/円) | |
スワップポイント | 10円(米ドル/円) |
-9円(ユーロ/円) | |
2円(ポンド/円) | |
最小取引単位 | 10,000通貨 |
通貨ペア数 | 20通貨 |
特典 | 最大300,000円キャッシュバック |
外為どっとコム
外為どっとコムの3つの魅力
①無料セミナーを定期開催
FX初心者向けの無料セミナーを定期的に開催しています。オンラインのライブセミナーでは実際の値動きについて解説していてとても好評です。
②スプレッドが狭い
ドル/円スプレッドが0.2銭と業界最狭水準のスプレッドで取引可能です。他の通貨も狭い水準でコストを抑えたい方に最適。
③ロスカットラインが調整可能
保有しているポジションのロスカットラインを自分で調整可能。取引スタイルに合わせた損切りラインの設定もできるので資金管理に有効。
外為どっとコムの特徴
外為どっとコムは投資セミナーが充実しており、無料セミナーの定期的な開催の他に、オンラインセミナーも行っています。
初心者から上級者までレベルに合わせたセミナーを受講することができ、FXの知識を身に着けるのに最適です。
また、ロスカットラインを自分で調整できるので、相場の急変動に備え、リスクを最小限に抑えることができます。
スプレッド ※原則固定(例外あり) |
0.2銭(米ドル/円) |
---|---|
0.5銭(ユーロ/円) | |
1.0銭(ポンド/円) | |
スワップポイント | 9円(米ドル/円) |
-40円(ユーロ/円) | |
0円(ポンド/円) | |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 30通貨 |
特典 | 最大103,000円キャッシュバック* |
*特典は2021年10月時点での情報です。
DMM FX
DMM FXの3つの魅力
①スマホでスピート本人確認
DMM FXでは、スマホでスピード本人確認ができ、最短即日取引を開始することが可能です。
②24時間体制の安全サポート
LINEを使った顧客サポートは24時間体制で、深夜帯や早期のトラブルにも早急に対応できます。
③取引アプリの機能性が豊富
取引アプリでは入出金~取引、取引履歴のチェック、テクニカル分析まで全て網羅していて、ツールも3種類と豊富。
DMM FXの特徴
DMM FXはサービス開始から10年以上の実績のある人気が高いFX会社です。
人気の理由は顧客サポートの質が高いことで、深夜、早朝の取引中のトラブルでもLINEを使った24時間のサポートを提供しているため、いつでもトラブル対応をしてもらえます。
また、3種類の取引ツールは機能性が高く、入出金取引、分析ツールまで幅広い機能が搭載されています。
スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) |
---|---|
0.5銭(ユーロ/円) | |
1.0銭(ポンド/円) | |
スワップポイント | 5円(米ドル/円) |
-16円(ユーロ/円) | |
2円(ポンド/円) | |
最小取引単位 | 10,000通貨 |
通貨ペア数 | 21通貨 |
特典 | 最大200,000円キャッシュバック |
海外FXに関するよくある質問
「ハイレバレッジ」「ゼロカット」「豊富な取引銘柄」など、多くのメリットがある海外FXが今注目を浴びていますが、はたして海外FXに手を出すべきなのでしょうか?
これから、海外FXをはじめてみたいという方が持ついくつかの質問に対してここでは回答していきます。
- 海外FXは危険?
- 海外FXは英語ができなくても利用できる?
- 海外FXの最大レバレッジはいくつ?
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
海外FXは危険?
海外FXは多くのメリットがありますが、100%安全だと言いきることはできません。
その理由は以下の3つです。
- 危険な業者の存在が確認されている
- ライセンスを取得していない業者もいる
- 日本の金融庁と無関係である
危険な業者の存在が確認されている
海外FX業者の中で実際に被害が確認されたのが、以前、電話勧誘やインターネット上から海外FX専用の自動売買ソフトの販売を行い、証拠金をだまし取られたというような詐欺被害です。
このようなケースは、ごくまれですが、危険な業者が潜んでいるケースもあるので注意が必要です
ライセンスを取得していない業者もいる
海外FXのほとんどが金融ライセンスを取得している業者ですが、中にはライセンス無しで運営している業者もいるので取引を始める前によく確認しておく必要があります。
また、金融ライセンスをもっていても、危険性が0ということはなく、その業者が取得しているライセンスの種類によって信頼性が大きく変わってくるということも覚えておきましょう。
日本の金融庁と無関係である
海外FX業者は日本の金融庁に登録していません。
それは、日本では最大レバレッジが25倍という規制があるためハイレバレッジの海外FX業者な登録することができません。
海外FXは英語ができなくても利用できる?
海外FXをする場合、気になるのが日本語が通じるか?ということだと思います。
最近では、海外FX業者も日本語ウェブサイトを用意していたり、常駐の日本人がいて、ライブチャットを日本語で行えたりしているケースが増えています。
ですので、以前のように英語を自分で翻訳しながら海外FX取引をするということはほとんどなく、英語ができなくても、海外FXを利用することが可能になってきています。
ただ、まだまだ日本語サポートがないという業者も多いため、英語ができない場合には必ず日本語サポートが充実している業者を選ぶようにしましょう。
海外FXの最大レバレッジはいくつ?
海外FXの最大レバレッジは400倍以上が可能で、国内FX業者の最大25倍に比べて非常に高いレバレッジになります。
また、追証(追加証拠金)もないため、負債を負った場合に元金以上の投資をしてしまっても、追加で資金を担保する必要がありません。
なぜなら、海外FXでは「ゼロカットシステム」が導入されていて、負債を追っても業者が負債分を補填し口座残高をゼロにして、自動的に取引を中止するシステムがあるからです。
ただ、海外FXには、入出金の手間や高い税率などのデメリットも多いため、安心してFXトレードするなら国内FXがおすすめです。
海外FXは危険?|まとめ
いかがでしたでしょうか?ここでは海外FXのリスクやデメリットについて詳しくみてきました。
海外FXには魅力的なメリットもありますが、そもそも金融庁の許可が降りていないため安心して取引をすることはできません。
金融ライセンスは取っているか?どこの国のライセンスか?などすべて自分で調べることが必要になります。
それに、いざ取引を始めるにしても基本的に日本語が通じないということを頭に入れておくべきです。
チャットでの日本語サポートも増えてきていますが、国内FXのように24時間サポートなどを受ける事はできないですし、海外と国内では時差があるため、日本でトレードしている時間に海外でサポートが受けられないということも十分考えられます。
また、少なからず危険な業者も散見するため、業者選びについても全て自己責任で行わなければなりません。
さらに、海外FXは税率が高く国内FXでは受けられる控除も受けられないことも大きなデメリットといえるでしょう。
- 海外FX業者は金融庁の認可はうけていない
- 海外FXでは400倍以上のハイレバレッジが可能
- スプレッドがかなり広く取扱いにくい
- 国内FXのような「繰越控除」や「損益通算」が利用できない
- 海外FXは税率が高く確定申告が煩雑
- 日本語サポートをしている業者を選ばなければならない
- 海外FXはトラブル処理もすべて自己責任でやる必要がある
これから、海外FXをはじめようかと迷っている方がいましたら、安心・安全な国内FXかハイリスク・ハイリターンの海外FXかをもう一度よく考えて、判断をされることをおすすめします。