XMは外国為替取引(FX)ができる国外の取引所です。
国外の企業が運営している取引所ではありますが、日本語対応も十分行き届いているので基本的にはそこまで口座開設に頭を悩ませることはないでしょう。
しかし、中にははじめてのFX口座開設で戸惑っている方や手続きの途中でやり方が分からなくなってしまった方も少なからずいるはずです。
そこで今回は、XMの口座開設がスムーズに進むように詳しい手順を画像付きで解説していきます。
口座開設のその後に行うべきことについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
- XMでは海外取引所でも珍しい888倍のレバレッジトレードに挑戦できる
- 口座開設のステップはシンプルで完了までに数分しかかからない
- XMで取引をはじめるには口座開設後の有効化作業が必須
XMでできることや知っておくべき特徴
XM(別名:XMTrading)は海外のFXトレーダーはもちろん、日本のFXトレーダーも多く利用している人気の海外FXブローカーです。
名前だけをなんとなく知っていて口座開設に乗り出したという方も少なくないでしょう。
口座開設前にXMでできることや独自の特徴も知識として持っておくと、XMのサービスをより活用しやすくなるはずです。
そこでここでは、事前知識として知っておきたいXMの6つのポイントについて解説していきます。
- 日本国内では実現できない888倍の高レバレッジトレード
- XMの口座開設者が受け取れるボーナスが充実
- 約定力に定評があり決済スピードも早い
- 最低入金額の500円があればFX取引をはじめられる
- 金融ライセンスを取得している海外取引所だから信頼できる
- 日本語しか話せなくても十分なサポートを受けられる
日本国内では実現できない888倍の高レバレッジトレード
海外のFX取引所は、もともと高レバレッジトレードができるところが多いと評判です。
中でもXMは豊富なレバレッジ倍率が設定できる取引所として知られています。
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- 1:100
- 1:200
- 1:300
- 1:400
- 1:500
- 1:888
一番大きな倍率は888倍です。
しかし、高すぎるレバレッジに慣れていないという方は2倍や5倍といった小倍率から取引をはじめることもできます。
XMで設定できるのは「口座レバレッジ」と「実効レバレッジ」の2種類ですので、国内業者では難しい融通を利かせたトレードが可能です。
- 口座レバレッジ:使用している口座に設定されているレバレッジ倍率(1:888を選べばその口座では最大888倍までレバレッジをかけられるということになる)
- 実効レバレッジ:実際に取引の注文を行う際に設定するレバレッジ倍率(本来は50万円するポジションを5万円で買った場合は10倍のレバレッジをかけたことになる)
XMの口座開設者が受け取れるボーナスが充実
XMではFX取引に活用できる様々なボーナスを受け取ることができます。
中には口座開設というミッションを達成するだけでもらえるボーナスも存在しているので、お得に取引をスタートさせたいと考えている方は必見です。
- リアル口座を作成するだけでもらえる5,000円相当のボーナス
- 入金金額に応じて最大5,000ドル相当のボーナスがもらえる
- ロイヤリティに応じて獲得できるXMポイントをボーナスに交換
どのボーナスも証拠金として利用することができます。
ただし、取引で使わずにそのまま現金として引き出すことはできないので注意しましょう。
また、以下2つのボーナスは「ゼロ口座」を対象外としています。
- 入金ボーナス
- ロイヤリティボーナス
なので、ボーナス目当てで口座開設をする方は「スタンダード口座」か「マイクロ口座」を作るようにしましょう。
約定力に定評があり決済スピードも早い
FXブローカーの中でも特にXMは約定力の高さに定評があります。
1回の注文を成立させる力や早さのこと。
約定力が弱い取引所を使ってしまうと、以下のようなデメリットが発生してしまうでしょう。
- 絶好のタイミングで注文が通らずに儲ける機会を逃してしまう
- 注文が通ったのか分からず二重注文を行ってしまう
XMなら99.35%の注文がすぐに約定されるので、上記のようなミスが続くことはまずありません。
注文時だけではなく決済を行う際にも同様の約定力とスピードを発揮してくれるので、より快適にトレードを行いたいと考えている方には非常におすすめです。
最低入金額の500円があればFX取引をはじめられる
入金方法にもよりますが、XMには最低500円からお金を入れることができます。
入金メソッド | 最低入金額 |
---|---|
銀行振込 | 1万円 |
クレカ(VISA) | 500円 |
クレカ(JCB) | 1万円 |
コンビニ入金 | 1万円 |
ビットウォレット | 500円 |
STICPAY | 500円 |
BXONE | 500円 |
口座に資金を入金したら、後は好きなようにレバレッジをかけてFXトレードを行うだけです。
XMでは最大888倍までレバレッジをかけることができるので、かなり少額の資金から取引をスタートさせることができます。
たとえば本来は177,600円なくては始められない取引でも、888倍のレバレッジをかけるなら200円あれば注文を行えるのです。
「FXにはチャレンジしてみたいけど、元手となる金がない」と悩んでいる方は、XMのレバレッジトレードに挑戦してみると良いでしょう。
金融ライセンスを取得している海外取引所だから信頼できる
XMはしっかりと金融ライセンスを獲得している業者なので、安心して利用可能です。
国ごとに発行している金融業を行うことを認める許可証のこと。
XMの運営に携わっているグループ企業は、どこも各国で金融ライセンスを取得しています。
- セーシェル金融庁
- キプロス証券取引委員会
- オーストラリア証券投資委員会(AFSL)
- Financial Conduct Authority(FCA)
- 国際金融サービス委員会(IFSC)
- ドバイ金融サービス庁(DFSA)
確かに、XMは日本の金融庁が発行するライセンスは取得していない状況です。
しかし、それには以下のような理由があります。
- レバレッジの規制を防ぐため
- ゼロカット(借金を帳消しにする)システムを導入するため
XMは最大の特徴である高レバレッジ倍率や損失補填となるゼロカットシステムを失う結果となってしまわないように、あえて日本のライセンスを取得していない状態なのです。
日本語しか話せなくても十分なサポートを受けられる
XMはサイト自体も日本語に対応していますし、日本人向けのサポート体制も充実しています。
何か困ったことがある場合は、以下の3つの方法で日本語による問い合わせが可能です。
- ライブチャット
- 電話
- メール
特にラブチャットはまだ会員登録が済んでいない方でも利用することができるので、口座開設時にはお世話になることが多いサポート窓口だといえます。
各サポート窓口の詳細情報は以下の通りです。
サポート窓口 | 窓口稼働時間 | 対応スピード |
---|---|---|
ライブチャット | 9時~21時(平日のみ) | 数分以内 |
電話 | 申請が通り次第順次 | 数週間以内に折り返し |
メール | 24時間対応(基本平日のみ) | 1営業日以内 |
なるべく早く対応してほしいと希望している場合は、一番対応が早いライブチャットを利用するようにしましょう。
XMの口座開設に必要な10の手順
XMの口座開設には特に複雑な操作は必要ありません。
スムーズに操作が進めば5分以内には工程がすべて終了するはずです。
これから口座開設をする方も途中で操作がひ止まってしまった方も、以下の10の手順をひとつずつ実行してみてください。
- XMの公式サイトにアクセスする
- リアル口座の開設フォームに進む
- ユーザーの個人情報を正しく入力していく
- 取引で使う口座のタイプを決める
- より詳しいユーザー情報を入力していく
- 住んでいる国や地域に関する情報を入力していく
- 作る口座の詳細設定と投資家情報の登録を行う
- ログインパスワードの設定と規約への同意を行う
- メールアドレスの認証を行う
- 口座開設済メールを受け取る
手順1:XMの公式サイトにアクセスする
口座開設をスタートしたければ、まずはXMの公式サイトにアクセスしましょう。
公式サイトを検索すると、以下の2種類が存在していることに気が付くかもしれません。
- XMTRADING.COM
- XM.COM
上記はどちらもXMグループの会社が運営しているFX取引所のサイトです。
しかし、日本語で今後利用していく予定の方は、日本語対応がなされている「XMTRADING.COM」にアクセスしましょう。
もう一方の「XM.COM」の方は、日本語では利用することができません。
【XMTRADING.COMのトップページ画像】
【XM.COMのトップページ画像】
手順2:リアル口座の開設フォームに進む
「XMTRADING.COM」のトップページから、リアル口座を作成するための開設フォームに進む必要があります。
まずは、トップページ右上にある言語設定で「日本語」を選択しましょう。
するとサイトが完全に日本語で表示されるようになるので、そのまま以下の画像の通りに「口座を開設する」ボタンを押します。
手順3:ユーザーの個人情報を正しく入力していく
「リアル口座の登録1/2」というフォームが表示されたら、今度は自分の情報を入力していきます。
入力する項目は全部で8項目です。
- 下の名前(ローマ字表記)
- ミドルネーム(ローマ字表記、なければ空白でOK)
- 苗字(ローマ字表記)
- 住んでいる国
- 使用する言語
- 携帯電話番号の国際コード(日本人なら「+81」を選択)
- はじめの0を抜かした10桁の携帯電話番号(例:8011112222)
- メールアドレス
電話番号の欄には、固定電話ではなく携帯電話の番号を記載するようにしましょう。
XMから何の予告もなしに電話がかかてくることはまずありません。
メールアドレスにはGmailのようなフリーのアドレスも登録できます。
登録できるメールアドレスは1つだけなので注意しましょう。
手順4:取引で使う口座のタイプを決める
XMでどのような口座を使う予定なのか入力していきます。
まずは「取引プラットフォームタイプ」を選択していきましょう。
選択できるのは以下のいずれかです。
- MT5:裁量トレードがしやすい最新のプラットフォーム
- MT4:EAツールが豊富にあり自動売買がしやすいプラットフォーム
どちらかをここで選んだ段階で利用できるプラットフォームが固定されてしまうので、適当に選択しないように注意しましょう。
後からもう一方のプラットフォームに変更したいと思った場合は、追加で新規口座を作成する羽目になります。
次に選ぶのは「口座タイプ」ですが、こちらも同様に後から変更することができない項目なのでよく考えてから選ぶようにしましょう。
XMでは以下の3つの口座タイプを用意しています。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ゼロ口座
各口座の大まかな違いや特徴は、以下の表でご確認ください。
口座名 | スタンダード | マイクロ | ゼロ |
---|---|---|---|
1ロットの大きさ | 1,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 1.0pips |
スプレッド | 2.0pips | 2.0pips | 0.1pips |
ボーナス | ◎ | ◎ | △ |
最小取引通貨単位 | 10通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
入金額下限 | ¥500 | ¥500 | ¥10,000 |
取引可能商品 | FX/CFD/貴金属 | FX/CFD/貴金属 | FXのみ |
選択が終わったら「ステップ2へ進む」ボタンを押します。
手順5:より詳しいユーザー情報を入力していく
ここからは「リアル口座の登録2/2」というページに移動して、さらに詳しく個人情報の入力を行っていきます。
まずは自分に関する追加情報として以下の項目を記入してください。
- 下の名前の読み方(カタカナ表記)
- 苗字の読み方(カタカナ表記)
- 生年月日(生まれた日、生まれた月、生まれた年の順番で入力)
後に、口座を有効化するために本人確認書類を提出することになります。
その時、書類の情報とここで入力した情報に相違があると、上手く有効化することができません。
くれぐれも間違いのないように申告していきましょう。
手順6:住んでいる国や地域に関する情報を入力していく
追加の個人情報入力が完了したら、今度は自分がいま住んでいる場所について申告していきます。
XMは海外ブローカーなので、表記はすべてローマ字で記載しましょう。
- 都道府県
- 番地・部屋番号
- 市区町村名(通常とは逆の順番で記載していく)
- 郵便番号(ハイフンなし)
- 米国市民かどうか
住所に関しても後に本人確認書類を提出することになるので、そちらの書類と相違がないように注意しながら申告を行ってください。
手順7:作る口座の詳細設定と投資家情報の登録を行う
自分が作成したいFX口座の内容をより詳しく設定していきます。
ここで決めるべきなのは、以下の3つの項目です。
- 口座に入金したい基本通貨(日本円なら「JPY」を選択)
- レバレッジ倍率(最大888倍まで設定する予定なら「1:888」を選択)
- 口座ボーナスの受取を希望するかどうか
ここで設定した内容は、口座開設後も変更ができます。
ただし、口座ボーナスの受取設定については後からやろうとしても忘れてしまう恐れがあるので、もらいたい方はここでちゃんと「はい、ボーナスの受け取りを希望します。」を選択しておきましょう。
レバレッジも特別な理由がない限り「1:888」を選んで問題ありません。
実際に注文を行う時には、口座レバレッジで設定した倍率までしか実効レバレッジを上げられなくなるためです。
口座設定の入力が終わったら、今度は投資家としての情報を入力していきます。
主な申告内容は以下の通りです。
- どのくらい投資するのか
- 取引を行う目的
- 現在の雇用形態
- 職業
- 最終学歴
- 米ドルに換算した所得総額
- 米ドルに換算した純資産
全てを正確に答える必要はないので安心してください。
投資額を「2万ドル」以上に設定してしまうと、レバレッジ規制がかかり「1:888」が選択できなくなってしまいます。
手順8:ログインパスワードの設定と確認事項への同意を行う
ユーザーページに今後ログインするためのパスワードを設定していきます。
パスワードに関しては以下のようなルールがあるので注意しましょう。
- 小文字と大文字と数字のすべてを最低でも1つずつ使う
- 8文字以上15文字以内でなければならない
パスワードはハッキングから身を守るための有効な対策となりますので、なるべく複雑な文字列を作成するように心掛ける必要があります。
「パスワードの確認」という項目には、設定したパスワードと全く同じものを記載してください。
パスワードの次は確認事項への同意を行います。
特別な理由がない限り、確認事項にはきちんとチェックを付けて同意をするようにしましょう。
すべての項目に回答出来たら「リアル口座開設」ボタンを押します。
手順9:メールアドレスの認証を行う
最初に登録したメールアドレス宛にXMからメールが届いているはずです。
メールアドレスの有効性を確認するためのメールですので、必ず開いて中身を確認しましょう。
メールアドレスの認証を行うための「こちら」と書かれたリンクと「Eメールアドレスをご確認下さい」というリンクは、24時間で無効化されてしまうので注意してください。
手順10:口座開設済メールを受け取る
メールアドレスの認証が完了した後、数秒~数分以内に口座開設済メールが届くはずです。
メールには、今後XMを利用して行く上で必要になる以下の情報が記載されています。
- プラットフォームのログインID
- サーバー名
この2つの情報を受け取った時点で、口座開設手続きは終了です。
マイナンバーの登録は必須ではないので、「いいえ」または「後で知らせる」を選択してしまって問題ありません。
XMの口座開設が終わった後にやっておくべきこと
XMの口座開設が無事に完了した後、XMユーザーは何を行うべきなのでしょうか?
そんな疑問を頭に思い浮かべている方のために、口座開設後にやるべきことについてもお伝えしていきます。
- ユーザーページにログインできるかチェックする
- 口座を有効化するために必要書類を提出する
- 各種ボーナスを受け取るための方法をチェックしておく
- 取引プラットフォームとしてMT4かMT5をダウンロードする
- FXとはじめるための資金を入金する
- FXで稼いだお金を出金する方法を事前に確認しておく
ユーザーページにログインできるかチェックする
口座開設ができていても、自分のユーザーページにアクセスできないと意味がありません。
今一度公式サイトにアクセスし、「会員ログイン」からログインができるか試してみましょう。
ログインに必要な情報は以下の通りです。
- プラットフォームのID
- 口座開設時に自分で作成したパスワード
万が一ログインに失敗してしまった場合は、口座開設済メールをもう一度確認して「プラットフォームID」に間違いがないかチェックしてみましょう。
IDに問題がない場合はパスワードが間違っているので、ログインページの「パスワードをお忘れですか?」からパスワードの再設定を行ってください。
口座を有効化するために必要書類を提出する
口座を開設しただけでは、まだ為替取引をはじめることができません。
以下の書類をXMに提出して、口座の有効化(本人確認)を行う必要があるのです。
- 顔写真入りの身分証明書
- 現住所を確認できる書類
XMの口座を使えるように有効化する手順
有効化を行う手順を順番に説明していきます。
有効化したい口座のユーザーページにログインしましょう。
ユーザーページのトップに「お客様の口座は有効化されていません」という注意メッセージが用事されているはずです。
そのメッセージにある「こちらより口座を有効化する」ボタンを押しましょう。
以下いずれかの身分証明書のカラー写真を撮影し、画像ファイルを「参照」ボタンからインポートします。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 写真付き住民基本台帳カード
- パスポート
- 障がい者手帳
- 外国人登録証
- 在留カード
身分証明書として提出していない以下のいずれかの住所確認書類を用意してください。
カラー写真を撮影し、画像ファイルを「参照」ボタンからインポートしましょう。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 公共料金請求書(過去6ヶ月以内発行)
- クレジットカード請求書(過去6ヶ月以内発行)
- 住民票(過去6ヶ月以内発行)
- 納税証明書(過去6ヶ月以内発行)
インポートできたら、「書類をアップロード」ボタンを押します。
アップロードが完了した旨のメッセージがメールで届きます。
XMの方で認証が行われるので、そのまま待機しましょう。
有効化は最短10分、最長でも24時間以内に完了します。
ユーザーページにログインし「有効化済み口座」と表示されていればOKです。
もしくは、有効化が済んだ旨のメールが届いていないかチェックしてみましょう。
各種ボーナスを受け取るための方法をチェックしておく
XMでは様々なボーナスキャンペーンを会員向けに実施しています。
せっかくXMで口座を作ったのですから、条件が合ってもらえそうなボーナスは全て獲得しておきましょう。
そのためにも、各ボーナスの受け取り方は事前に確認しておくべきです。
【口座開設ボーナスの受け取り方】
【入金ボーナスの受け取り方】
特別な操作は必要ありません。
口座に入金を行うたびに、自動的にボーナスが付与されます。
【ロイヤリティボーナスの受け取り方】
取引を行うごとに、ロイヤリティに応じてXMポイントが自動的に付与されていきます。
XMポイントをボーナスに変換したければ、以下の操作を実施しましょう。
取引プラットフォームとしてMT4かMT5をダウンロードする
XMでFX取引をはじめるには、取引に使うプラットフォームを手に入れる必要があります。
プラットフォームを手に入れる手順は、以下の通りです。
- XMサイトにある「プラットフォーム」ボタンを押す
- 表示されるいずれかのプラットフォームを選ぶ
- パソコンやスマホの端末の指示に従ってダウンロード
口座開設時に選んだMT5かMT4のいずれかをダウンロードしましょう。
ダウンロード後はプラットフォームにログインを行い、使い方をチェックしていきます。
FXとはじめるための資金を入金する
XMの口座に投資資金を入金していきましょう。
入金方法としては以下の6つの方法が用意されています。
- 銀行振込(国内銀行からの送金)
- クレジットカード入金(VISA/JCB)
- コンビニ入金
- ビットウォレット入金
- STICPAY入金
- BXONE入金
どの入金方法を活用するかは、以下の表をチェックしつつ自分で選択してみましょう。
入金メソッド | 入金コスト | 入金額上限 | 反映スピード |
---|---|---|---|
銀行振込 | ¥0 | 特になし | 最短30分、最長1時間 |
クレカ(VISA) | ¥0 | 300万円 | 数秒で反映 |
クレカ(JCB) | ¥0 | 100万円 | 数秒で反映 |
コンビニ入金 | ¥0 | 特になし | 最短30分、最長1時間 |
ビットウォレット | ¥0 | 特になし | 数秒で反映 |
STICPAY | ¥0 | 特になし | 数秒で反映 |
BXONE | ¥0 | 特になし | 数秒で反映 |
FXで稼いだお金を出金する方法を事前に確認しておく
XMに入れたお金や稼いだ利益を出金する方法についても事前に確認しておく必要があります。
なぜなら、XMには以下のような出金ルールがあるからです。
- 入金額以下のお金は入金時と同じ方法でしか出金できない
- 入金した金額よりも多いお金は銀行送金でしか出金できない
- 色々な方法で入金した場合は優先順位に従って出金方法が決まる
もしもクレジットカード入金で10万円を口座に振り込んだ場合、10万円までは出金する時もクレジットカード出金を選択しなくてはなりません。
そして、利益分も含めて20万円出金したい場合は、10万円分はクレジット出金、残りの10万円は銀行送金という方法で引き出す必要があるのです。
また、複数の方法で入金を行っていた場合は、以下の優先度に従って自動的に入金金額分の出金方法は確定します。
- 優先度高:クレジットカード
- 優先度中:オンラインウォレット
- 優先度低:銀行送金
XMで口座開設をした方が気を付けるべき注意点
口座開設をしてXMのユーザーになった方が、サービスを使ううえで気を付けなければならない事柄がいくつかあります。
思わぬトラブルによって痛い目を見ないように、少なくとも以下の6つの注意点はしっかりと意識しておくようにしましょう。
- スプレッドが広いため利益が圧迫されやすい
- 儲けたお金を出金する方法が限られている
- ストップレベルが広いというイメージがある
- 90日間口座を放置すると口座維持費の請求が来る
- 法人向けの口座は作ることができない
- 最初から高レバレッジ取引にむやみにチャレンジしない
スプレッドが広いため利益が圧迫されやすい
XMのスプレッドは、いくつかの業者と比べると確かに若干広めに設定されています。
各通貨の売値と買値の差額を表す言葉。
持っていたポジションを決済する時にコストとして発生する。
たとえばドル円通貨ペアのスプレッドで比較した場合、以下のようにXMは他の業者よりもスプレッドが広くなりがちなのです。
FXブローカー名 | ドル円ペアのスプレッド |
---|---|
XM | 1.6pips |
FXFT | 0.2pips |
外為どっとコム | 0.3pips |
LANDFX | 0.8pips |
AXIORY | 1.5pips |
もしもどうしてもスプレッドの広さが気になるようなら、XMの「ゼロ口座」を開設して取引をしてみましょう。
ゼロ口座はもともとスプレッドが狭く設定されているため、ドル円ペアでも平均0.1pipsぐらいしかスプレッドが広がりません。
儲けたお金を出金する方法が限られている
FXで稼いだお金を出金する場合は、必ず銀行送金という手段を利用しなくてはなりません。
銀行送金は反映スピードが遅いので、人によっては使い勝手が悪いと感じてしまうでしょう。
しかし、きちんと銀行送金の特徴を知っていれば、そこまで不便がない事が分かるはずです。
国内銀行への送金にコストはかかりませんし、どんなに遅くても2営業日以内には銀行口座にお金が振り込まれます。
ストップレベルが広いというイメージがある
指値注文や逆指値注文をする時に、最低でも離さなくてはならない値幅のことをストップレベルといいます。
XMは以前よりこのストップレベルが広い取引所として有名で、短期間で注文を繰り返さなくてはならないスキャルピングには不向きだといわれているのです。
ただし、2021年8月よりXMのストップレベルはゼロに統一されました。
ストップレベルがゼロになってから日が経っていないので、現時点でもスキャルピングを行う方は少ないかもしれません。
ですが、今後はXMでスキャルピングを行うトレーダーも徐々に増えていくはずです。
90日間口座を放置すると口座維持費の請求が来る
XMで作成した口座は放置すると休眠口座扱いになってしまい、毎月5ドル相当の維持費を支払う必要が出てくるので注意が必要です。
具体的には以下のような流れで口座が休眠・凍結していきます。
口座が休眠してしまった状態ならば、まだ取引をしたり入金をしたりすることで簡単に休眠状態を解除することができます。
ですが、口座凍結まで至ってしまうと、二度と復活させることができません。
新しく口座を作り直す必要が出てくるため、なるべく定期的に口座を利用するように心掛けましょう。
法人向けの口座は作ることができない
XMでは現在法人向けの口座を新しく作成することができなくなっています。
2018年までは法人向け口座の開設もサポートしていたようです。
ちなみに、法人口座の開設を停止されているのは日本の法人のみで、国外の法人については従来通り口座開設が可能となっています。
法人口座を作れない具体的なデメリットは?
法人口座を作ることができないと、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
- FXに使ったお金を経費として申告できない
- 法人税ではなく個人税が適用される
税理士に相談すると個人口座を法人口座として運用する手段を教えてもらえる場合もあるようですが、あくまでもXM側は日本の法人が法人口座を開設することを認めていません。
最初から高レバレッジ取引にむやみにチャレンジしない
XMでは888倍までレバレッジを設定してトレードを行うことができます。
ただし、運用資金に余裕のない方はむやみに高レバレッジトレードを行わない方が無難でしょう。
なぜなら、資金が少ない状態で高レバレッジトレードを行うのには、以下のようなリスクが伴うためです。
- ちょっとした価格変動で証拠金が大きく削られる
- ゼロカットが発生しやすくなる
- 他のポジションも維持できなくなってしまう
海外業者であるXMには、心強いゼロカットシステムがあります。
どんなに損失が出たとしても、口座の残高がゼロになった時点でそれ以上の損失は0にリセットされるのです。
そのため、追証請求がなくFXによる借金をかかえる必要もありません。
ですが、口座に預けていた資金は戻ってくることがないため、むやみに高レバレッジトレードをはじめるとただただ資金を失う結果となってしまう可能性が高いのです。
XMの口座開設を行う方が良く抱く疑問5選
最後にXMで口座開設をしようと検討している方や口座開設済の方が、良く抱くであろう疑問点についてまとめました。
- 口座開設をしたのに取引をはじめられないのはなぜ?
- 口座はいくつも作れる?その都度本人確認が必要?
- デモ口座とリアル口座はどの部分に違いがあるの?
- デモ口座は何日間使い続けられるの?
- 口座残高が0円のままだと凍結されてしまうの?
口座開設をしたのに取引をはじめられないのはなぜ?
作成した口座の有効化が済んでいない可能性が高いです。
口座開設が済んだというメールがきて、IDも発行されたのに以下のような理由で取引をはじめられない場合は、有効化ができているか確認してみましょう。
- 口座にお金を入金出来ない
- 残高不足でMT4やMT5で上手く注文ができない
ボーナスをもらうためにも有効化は必要な作業になってきます。
口座開設後は忘れずに本人確認書類のアップロードを行いましょう。
口座はいくつも作れる?その都度本人確認が必要?
1ユーザーにつき8つまで口座を開設することができます。
また一つでも有効化できている口座があるなら、本人確認の必要はありません。
XMでは8つの口座を同時に運用することができます。
口座タイプと取引プラットフォームの相性を知るためにも、様々な組み合わせで口座を作成してみると良いでしょう。
ちなみに、本人確認書類のアップロードを行って有効化が済んでいる口座を持っている状態なら、本人確認の手順を省いて追加口座を作成することができます。
追加口座の開設ステップは以下の通りです。
デモ口座とリアル口座はどの部分に違いがあるの?
デモ口座はリアル口座のお試し版なので、ほぼ同じようにXMのサービスを利用できます。
XMのデモ口座とリアル口座は、ほとんど同じ環境で取引を行うことができます。
ただし細かく見ていくと、以下のような違いはあるので注意しましょう。
口座種類 | デモ口座 | リアル口座 |
---|---|---|
トレード開始費用 | ¥0 | ¥500~ |
利益額の出金 | 不可 | 可能 |
資金の損失 | どんなに取引で失敗しても実際資金は減らない | 取引の結果損失が出れば資金は減る |
ボーナス(クレジット表示) | なし | あり |
口座タイプ | スタンダード・ゼロ | スタンダード・マイクロ・ゼロ |
約定スピード | リアル口座よりも若干早い | 早い |
デモ口座は何日間使い続けられるの?
利用期限はありませんが、90日間放置すると使えなくなります。
XMではデモ口座に利用期限を設けていません。
つまり、満足のいくまで何カ月でもデモ口座を利用し続けることができます。
ただし、リアル口座と同じく90日間放置してしまうと、自動的にデモ口座は使えなくなるので気を付けましょう。
といってもキャッシュのクリアを行えば、またデモ口座を新しく作り直すことはできます。
口座残高が0円のままだと凍結されてしまうの?
いいえ、入金をしない状態でも90日間は凍結されることはありません。
口座開設が済んでからすぐにお金を入金しなくても、すぐに口座が凍結されることはありません。
凍結されるまでに一度口座を休眠化する必要があるためです。
休眠口座となる条件は90日間の放置なので、口座開設から90日が経過する前に口座にお金を入れれば凍結は免れます。
ただし、90日以上残高0円の状態のままでいると、口座は速やかに凍結されてしまうので注意しましょう。
XMの口座開設まとめ
XMの口座開設手順は他の取引所に比べてかなりシンプルなので、以下のような方でも安心して実行することができます。
- FXに慣れていない方
- 国外のFXブローカーをはじめて利用する方
日本語にしっかりと対応しているうえに、サポートも日本語で利用できる点は、日本人ユーザーが多い海外ブローカーXMだからこその利点です。
口座開設は3分から5分程度で完了しますので、XMに興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
- XMでは海外取引所でも珍しい888倍のレバレッジトレードに挑戦できる
- 口座開設のステップはシンプルで完了までに数分しかかからない
- XMで取引をはじめるには口座開設後の有効化作業が必須