「バイナンスコインに投資するには?」
「バイナンスコインの今後はどうなる?」
という疑問がある方向けに、この記事ではバイナンスコイン(BNB)の特徴や過去の価格推移、今後の予想や買い方を解説します。
バイナンスコイン(BNB)は時価総額3位の仮想通貨で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に次ぐ規模に成長しています。
仮想通貨取引所であるバイナンスで利用されており、他のアルトコインとは異なる特徴があります。
バイナンスコイン(BNB)について何も知らない方でも、この記事を最後まで読んで頂ければ、特徴を理解した上で投資できるようになります。
- バイナンスコイン(BNB)は仮想通貨取引所バイナンスの基軸通貨
- 各種手数料の優遇や両替機能がある。
- 定期的にバーン(焼却)しており、通貨価値が上昇する仕組み
- 国内取引所に上昇しておらず、バイナンスで購入する必要がある!
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バイナンスコイン(BNB)とは?
バイナンスコイン(BNB)とは、仮想通貨取引所のバイナンスで発行され利用されている仮想通貨です。
バイナンスが誕生したのは2017年と取引所の中では比較的歴史の浅い取引所になりますが、多くのユーザーを獲得することに成功しました。
そんなバイナンスで基軸通貨として利用されているのがバイナンスコイン(BNB)です。
バイナンスでは、バイナンスコイン(BNB)を利用してビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を購入することができます。
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バイナンスコイン(BNB)の特徴
バイナンスコイン(BNB)の特徴は以下の通りです。
- バイナンス取引所で使用できる
- コンバートできる
- 定期的にバーンを実施している
バイナンスコイン(BNB)は他のアルトコインとは異なる特徴があり、仮想通貨取引所のバイナンスによって価値が保たれています。
バイナンスコインの特徴① バイナンス取引所で使用できる
バイナンスコイン(BNB)は名前の通り、仮想通貨取引所のバイナンスで使用できます。
バイナンスコイン(BNB)を保有すると、取引手数料や入出金手数料など各種手数料が割引になるメリットがあります。
そのためバイナンスで仮想通貨取引を行う場合は、バイナンスコイン(BNB)を基軸通貨として利用するのが最適です。
元々値上がり益を得るために利用される通貨ではなく、バイナンス上での取引を活性化させるために誕生した通貨なので、他の仮想通貨にはない特徴があります。
バイナンスコインの特徴② コンバートできる
バイナンスコイン(BNB)にはコンバート=両替機能が備わっています。
仮想通貨同士の取引を重ねていくと、端数が少量づつ残ってしまう問題があり、送金も売却もできずに機会損失に陥ってしまいます。
しかし、バイナンスコイン(BNB)であれば最低売却数量に達していない通貨でも両替することが可能です。
バイナンスコイン(BNB)にコンバートするには3つの制限があります。
- 0.001BTC以下の金額に相当するコインが対象
- 上場廃止コインは対象外
- 6時間に1回実施できる
保有通貨を無駄なく活用するためにも、バイナンスコインを基軸通貨として利用するメリットは大きいでしょう。
バイナンスコインの特徴③ 定期的にバーンを実施している
バイナンスコイン(BNB)は総量が増えすぎることのないように、定期的にバーンを実施しています。
バーンとはバイナンスが実施する仮想通貨の一部を処分する行為のことです。
バイナンスコイン(BNB)の発行上限枚数は2億枚で、すでに全て発行済みとなっています。
なので、上限枚数を超えることのないように、四半期ごとにバーンを行って希少価値を高めています。
最終的には上限枚数の半分の1億枚まで減らすことを予定しており、バーンを行うごとに価値が高まっていくと予想されています。
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バイナンスコイン(BNB)の過去の価格推移
バイナンスコイン(BNB)の過去の価格推移を解説します。
過去に大きな値動きがあったポイントは以下の通りです。
- 2017年12月:仮想通貨バブル
- 2019年:トークンセールで需要増加
- 2020年:DeFi市場の拡大によって高騰
過去の価格推移を把握することで、今後の値動きを予測できたり、長期的な目線で見ることができます。
2017年12月:仮想通貨バブル
2017年12月にビットコイン(BTC)を始めとする仮想通貨バブルが発生し、バイナンスコイン(BNB)も大きく上昇しました。
上昇は2018年1月ごろまで続き、約13倍まで急騰しています。
しかし、その後バブル崩壊と共に下落して、最終的に2018年は1,000円台で推移しました。
2019年:トークンセールで需要増加
2019年は「Binance Launchpad」というトークンの販売代行を行うプラットフォームで需要が拡大したことによって、価格が上昇しました。
800円ほどから順調に上昇し続け、7月ごろには一時4,000円を突破するなど需要が拡大したことが分かります。
2020年:DeFi市場の拡大によって高騰
2020年はDeFi市場の拡大によってバイナンスコイン(BNB)の価格が高騰しました。
バイナンスでは分散型取引所のバイナンスDEXを運営しており、イールドファーミング向けプラットフォームも手掛けています。
イールドファーミングとは、分散型取引所に資産を貸し出して、その報酬として収益を得る運用モデルのことです。
バイナンスコイン(BNB)の今後の価格を予測する上で、DeFi市場の行方は大きく関係することでしょう。
バイナンスコイン(BNB)の今後の予想
バイナンスコイン(BNB)の今後を予想する上で重要になるのは以下の通りです。
- 中国政府による規制
- 日本市場再上陸
- クロスチェーン統合
- ユーティリティトークン
今後の価格を決める要因になるので、参考にしてください。
バイナンスコインの今後① 中国政府による規制
バイナンスコイン(BNB)は以前香港に拠点を置いていたことにより中国政府による規制を受けていました。
バイナンスは300以上の仮想通貨を取り扱い、取引高ではアメリカのコインベースを上回る非常に影響力のある取引所です。
また、独自のトークンとしてユーザーの手数料を優遇するバイナンスコイン(BNB)を発行し、他の取引所とは異なる成長を遂げています。
バイナンスコイン(BNB)自体も時価総額3位になるなど、市場に与える影響も大きくなっている。
現在は拠点を中国から離しており、規制の影響を受ける可能性は少ないと考えられていますが、中国政府による容赦のない規制は取引所の行方を決めかねないので、今後に注目しましょう。
バイナンスコインの今後② 日本市場再上陸
バイナンスコイン(BNB)は国内取引所に上昇しておらず、日本市場に再上陸した場合は価格にポジティブな影響を与えることが予想できます。
過去に何度も日本での事業展開を目指していましたが、金融庁の制限が厳しいことから現在は断念しています。
バイナンスはバイナンスコイン(BNB)を利用して様々なアルトコインに投資できることが強みになりますが、金融庁は取引所が扱うアルトコインの数を増やす意向ではありません。
今後バイナンスコイン(BNB)が国内取引所で取引できるようになる見込みは低いですが、仮に上場できた場合のインパクトは大きいでしょう。
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バイナンスコインの今後③ クロスチェーン統合
バイナンスコイン(BNB)を発行している独自ブロックチェーンのバイナンスチェーンに、他のチェーンが統合されることによる価値の増加が期待できます。
他のチェーンと統合することによって、異なる流動性や付加価値、他のサービス領域への参入が可能になります。
バイナンスチェーンの特徴はトランザクション処理の速さにあり、高い流動性や利便性を確立しています。
しかし、超高速取引に最適化されたために、柔軟性に欠けることが問題でした。
そこで、バイナンススマートチェーンという高性能な分散型アプリケーションを開発できる新しいブロックチェーンが開発され、クロスチェーン統合することにより柔軟性の低さを補うことができます。
バイナンスコインの今後④ ユーティリティトークン
ここまで解説した通り、バイナンスコイン(BNB)は仮想通貨取引所バイナンスの基軸通貨として利用されている、バイナンスチェーンのユーティリティトークンです。
バイナンスの利用者が増加するに従って、バイナンスコイン(BNB)の需要も拡大するので、バイナンスの取引所としての今後に注目しておきましょう。
基本的に四半期ごとにバーンを行い、通貨数を減らして通貨価値は上がっていくことが予想できるので、取引所として成長することが重要になります。
バイナンスコイン(BNB)の買い方
最後にバイナンスコイン(BNB)を購入する方法を解説します。
バイナンスコイン(BNB)はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のように、日本の仮想通貨取引所に上場している通貨ではないので、少し特別な手順を踏む必要があります。
- コインチェックで口座を開設
- バイナンスの口座を開設
- コインチェックでビットコイン(BTC)を購入
- バイナンスにビットコイン(BTC)を送金
- バイナンスコイン(BNB)を購入
購入する流れさえ理解すれば簡単にバイナンスコイン(BNB)を購入できるので、以下を参考に進めてみてください。
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コインチェックで口座を開設
まずは国内取引所に口座開設を行い、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨を購入する必要があります。
バイナンスでバイナンスコイン(BNB)を購入するには、日本円ではなく仮想通貨を使用するからです。
ビットコイン(BTC)を購入し送金するには、初めての方でも利用しやすくスマホからでも簡単に操作できるコインチェックがおすすめです。
バイナンスの口座を開設
次にバイナンスの口座を開設します。
まずは「バイナンス公式サイト」にアクセスして、画面上部のメニューから「登録」を選択します。
アカウントの作成自体は無料で行えるので、メールアドレス・パスワード・ID(任意)を設定して「アカウント作成」をクリックします。
その他2段階認証の設定や本人確認書類の提出を行い、バイナンスの利用をスタートしてください。
コインチェックでビットコイン(BTC)を購入
次にバイナンスに送金する用のビットコイン(BTC)をコインチェックで購入します。
コインチェックの口座開設では仮想通貨の取引所と販売所の開設を行っているので、まずは口座に日本円を入金してください。
入金した日本円を使用して、ビットコイン(BTC)を購入します。
この購入はビットコイン(BTC)への投資ではなく、あくまでもバイナンスコイン(BNB)の購入に使用するためなので、価格はそこまで気にせずに購入してください。
バイナンスにビットコイン(BTC)を送金
次にコインチェックで購入したビットコイン(BTC)をバイナンスに送金します。
まずはバイナンスにログインして、画面上部の項目から「ウォレット」→「フィアットと現物」を選択して、入金項目に表示されているアドレスをコピーします。
次にコインチェックのメニュー画面から「コイン送金」を選択して「ビットコインを送る」項目から送金するビットコイン(BTC)の数量を入力します。
「送金先リストの編集」をクリックして、送金先に先ほどコピーしたアドレスを入力してください。
送金先と数量が決まると、送金手数料が表示されるので、確実に把握した上で「送金する」をクリックしましょう。
バイナンスコイン(BNB)を購入
最後にバイナンスに送金したビットコイン(BTC)を使用して、バイナンスコイン(BNB)を購入します。
バイナンスにログインして、画面上部の項目から「トレード」→「コンバート」を選択します。
振替元に送金したビットコイン(BTC)の数量を入力して、振替先にバイナンスコイン(BNB)を選択してください。
振替元の数量によって振替先の数量は変動するので、上記を入力できたら「コンバージョンプレビュー」をクリックします。
バイナンスコイン(BNB)の今後 まとめ
今回は仮想通貨取引所バイナンスで基軸通貨として利用されているバイナンスコイン(BNB)の特徴や過去の価格推移、今後の予想や買い方を解説しました。
バイナンスコイン(BNB)は他のアルトコインとは異なる特徴があるにも関わらず、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に次ぐ時価総額第3位まで上昇しています。
DeFi市場の拡大やバイナンス利用者の増加によって、今後益々需要が増加していくことが予想されます。
バイナンスコイン(BNB)への投資を考えている方は、この記事で解説した買い方を参考にしてください。
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