海外取引所としてその取り扱い通貨の豊富さや取引量の多さ、そして手数料の安さなどでBinance(バイナンス)を知った方も多いのではないでしょうか?
ここでは、バイナンスでかかる全ての手数料について徹底比較し、お得な取引方法などもご紹介していきます。
Binance(バイナンス)とは
`Binance(バイナンス) | |
---|---|
拠点 | マルタ島 |
設立 | 2017年7月 |
代表取締役 | ChangPeng Zhao |
取り扱い通貨数 | 100種類以上 |
基軸通貨 | BTC/BNB/ETH/USDT |
Binaceは2017年に中国で設立された取引所です(現在の拠点はマルタ島)。Binanceは2017年7月に設立ののち12月には取引高世界一になり、以降、世界の仮想通貨取引所の中でも取引量は群を抜いて高く、信頼度も高い取引所として多く利用される取引所となっています。
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Binance(バイナンス)でかかる手数料一覧
バイナンスで取引する際にかかる手数料は以下の2種類になります。
- 通貨の取引手数料
- 通貨の送金手数料
では、各手数料がどのくらいなのか、他の取引所と比べて安いかどうか比較していきたいと思います。
Binance(バイナンス)の取引手数料は安い?主要な取引所と徹底比較
実際にバイナンスの取引手数料はいくらなのか?
安いのか主要な取引所と比較しながらみていきたいと思います。
Binance(バイナンス)の取引手数料は全通貨一律0.1%
Binanceの取引手数料はどの通貨の取引でも全て0.1%となっています。
つまり十万円分取引した場合、100円の取引手数料がかかるということですね。
Binance(バイナンス)取引手数料は他取引所と比較して安いのか
Binanceの取引手数料は他の取引所と比較した時に安いのでしょうか?
メジャーな取引所と比較してみました。
取引手数料比較表
取引所 | ビットコイン | アルトコイン |
---|---|---|
Binance(バイナンス) | 0.1% | 0.1% |
bitbank(ビットバンク) | メイカー:-0.05% テイカー:0.15% |
メイカー:-0.05% テイカー:0.15% |
Fisco(フィスコ) | 0.1% | 0.1%〜0.3% |
Liquid(リキッド) | 無料(*1) | 無料(*1) |
bithumb(ビッサム) | 0.15% | 0.15% |
bitfinex(ビットフィネックス) | 0.1%〜0.2%(*2) | 0.1%〜0.2% (*2) |
bittrex(ビットレックス) | 0.25% | 0.25% |
Polonix(ポロニエックス) | 0.1%〜0.2%(*2) | 0.1%〜0.2%(*2) |
*1:取引手数料 無料キャンペーン中
*2:取引量によってはさらに割引もあり
取引手数料は、無料キャンペーンを行なっている取引所を除き若干安めの平均的な手数料となっています。
ですが、BinanceはBNBという取引所のトークンで手数料を支払うことによってさらにここから手数料を半額に抑えることができるので、BNBで支払うことを考慮すれば取引手数料は格安になります。
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バイナンスの発行するBNBとは?BNBを使ってさらにお得に取引しよう
BNBとはBinanceが独自に発行し、取引の際の割引などに使われるトークンのことです。
BinanceはこのBNBを使うことでさらにお得に取引できるようになっています。
BNBの特徴①BNB払いに設定すると取引手数料が割引される
バイナンスは、手数料をBNB払いに設定すると、登録から1年間は手数料が50%OFFになります。以後の割引は以下のようになっています。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 |
---|---|---|---|---|
50%OFF | 25%OFF | 12.5%OFF | 6.75%OFF | なし |
この割引はBNBを買って簡単な設定をしておくだけで適用されるのでできるだけするようにしましょう!
- 「Account」のページに行きます。
- 「Using BNB to pay for fee」のボタンをONに設定します。
BNBの特徴②BNBの通貨ペアで取引すれば取引手数料は無料
BinanceにはBNBと他通貨の通貨ペアも50種類以上あり、BNBとの通貨ペアで取引を行うと取引手数料は無料となるようになっています。
BNBとの通貨ペアにはリップルやライトコイン、イーサリアムクラシックといった日本でもおなじみの主要コインから、イオスやステラ、カルダノといった現在日本では取引できない通貨もBNBと通貨ペアとなっているので、頻繁にこれらの通貨を取引する方にはお得でしょう。
BNBの特徴③バイナンスのBNB買い戻しによる価格上昇が見込まれる
バイナンスのホワイトペーパーによると、定期的に一定の利益を使ってBNBの買い戻しを行なっており、最終的には全発行数量の50%の1億BNBまで買い戻しを行う予定だそうです。
この為、BNBは今後、供給量は減り需要は増加することが予測されるため、BNBの価値はこれから上がっていくことが予測されます。
そのため、BNBは割引に使うことはもちろんですが、今後の価格上昇のために保有しておくことも検討していい通貨と言えるでしょう。
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Binance(バイナンス)の出金手数料は安い?主要な取引所と徹底比較
Binanceでは取引手数料の他にも出金手数料がかかります。出金手数料について、Binanceはいくらかかっているのか、他の取引所に比べて安いのかみていきましょう。
【NEOはゼロ!】出金手数料は通貨によって異なる
バイナンスを含める海外取引所には、日本円を直接入金したり仮想通貨を円にして日本の銀行に出金することはできません。
海外取引所には、基本的に国内の取引所で購入した両取引所で取り扱いのある仮想通貨を送金し、海外取引所で得た仮想通貨も両取引所で取り扱いのある通貨に変えたのち日本の取引所に出金するという方法をとります。
ここでは、主要通貨の出金手数料を一覧にまとめました。
通貨名 | 送金手数料 | 最低出金枚数 |
---|---|---|
BTC | 0.0005BTC | 0.002 |
ETH | 0.01ETH | 0.02 |
XRP | 0.25XRP | 22 |
BCC | 0.001BCC | 0.002 |
LTC | 0.001LTC | 0.002 |
ETC | 0.01ETC | 0.02 |
XEM | 4XEM | 8 |
USDT | 3.4USDT | 0.001 |
EOS | 0.1EOS | 0.2 |
NEO | 0 NEO | 1 |
取引手数料と違い出金手数料はパーセンテージではなく固定でかかるものなので、何枚引き出しても同じ金額かかるので、出金はこまめに引き出すよりも一気に引き出す方がお得でしょう。
ですが、多くの金額を1つの取引所に預けたままにすることはセキュリティー上のリスクを伴いますので、バランスを考えながら出金のタイミングと枚数を決めると良いでしょう。
また、出金手数料は頻繁に変わるので公式サイトで常にチェックすることをおすすめします。
Binance(バイナンス)出金手数料は他の取引所と比べて安いのか
取引手数料に関してはBNBを使うことによって格安になるようでしたが、出金手数料は他の取引所に比べて安いのか主要取引所と比較してみました。
出金手数料比較表
BTC | ETH | XRP | BCC | NEO | |
---|---|---|---|---|---|
Binance | 0.0005BTC | 0.01ETH | 0.25XRP | 0.001BCC | 0 |
bitbank | 0.001BTC | 0.005ETH | 0.25XRP | 0.001BCC | – |
Fisco | 0.001BTC | – | – | 0.001BCC | – |
Liquid | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | – |
bithumb | 0.001BTC | 0.01ETH | 1XRP | 0.001BCC | – |
bitfinex | 0.0004BTC | 0.0018ETH | 0.02XRP | 0.0001BCC | 0 |
出金手数料に関してはliquidが無料と群を抜いています。ビットコインの出金手数料に関してはBinanceとBitfinexが安く、その他もbitfinexは出金手数料に関しては他取引所と比べて安くなっているようですが、Binanceはビットコイン以外の出金手数料は平均的な価格と言えるでしょう。
BNBを使ってお得にバイナンスで取引を行おう
バイナンスは、ユーザー数・取引量の多さや取り扱い通貨数の多さもあり仮想通貨の取引所の中でも非常に人気があり信頼されている取引所です。
海外の取引所として、まず最初に登録を考える取引所だと思われますが、BNBを使えば取引手数料も比較的安く取引できる取引所ですので、ぜひBNBを活用してバイナンスで取引をしてみてください。
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